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認知症の人が役割を持つことの大切さ。

 

こんにちは。つい先日、ひとりのお客様が「コーヒー作ってもいいですか」と

職員に聞いてこられたので、「どうぞ」と返事をさせてもらったら

「ついでだから他の人のも作ってあげるわ」と言ってくださいました。

急いで、コーヒーの準備をして、お任せすることに。

 

「久しぶりだから上手くできるかしら」「あなたみててください」と

お願いされたので、となりで見守らせていただきました(*´꒳`*)

 

ここで大事にしたいポイントは、自分からコーヒーを飲みたいと思ったこと。

そして、他の人にもという思いやりです。

職員が代わりに作ることは簡単です。ですが、それをすることで

本人の自発性や、意欲を奪うことに繋がってしまいます。

 

まずは、ご本人の認知症状の状態を把握することが大事です。

最初から最後まで一人で行えるのか、行えないのであれば、それがどこからなのか

そういった判断を日々関わる中で理解していく必要があります。

今回のお客様は、スプーンで何杯入れたら良いのか不安、という感情が大きかったので、

そこだけ、一回一回伝えながら、あとはご自身で他のお客様に手渡すとこまでしてくださいました。

他の人の「おいしかったよー」「ありがとねー」の声で作った本人様も

「よかったわ、また作るわね」とお客様同士の関わりにも繋がっていました。

 

認知症があるから、できないことが増える。

でも、できることだっていっぱいあります。

そのできるところを、どう継続させていくかを考えるのが

私たちの仕事なんだなと、改めて感じることができました。

 

ぜひ、次回は職員にも作ってください(´∀`*)笑

 

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