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認知症ミニ知識 「ん~ボタンがはずせない…」

脳の機能が低下して「失行」ということが起きてしまうこともあります。

失行とは?

手足に運動障害がないにも関わらず、様々な動作が不自由になることをいいます。中でも、衣服の着替えに不自由になることを「着衣失行」といいます。

着衣失行では、衣類の前後ろ・上下・裏表が分からなくなったり、着る順番や手順がわからなくなったりします。判断力も低下することで、季節に合った服装を選べなくなったり、夏なのにセーターなどを着る人もいらっしゃるかもしれません。

理由として、季節が分からない(夏なのに冬と思っている)、ボタンをかけるのが面倒やはめにくい等の理由からの行動であること等もあるかと思います。

 

👉このような方をケアや接する上で大事なポイントは?

・着衣失行が起こっている原因を探る

行動が起きてしまっている場合は、「こっちのほうが似合うかなと思いますよ」などとやんわりと適切な服を 

 提案する

・着替えに時間がかかりすぎてしまう場合は、話をしながら、苦手な部分・手順だけを、さりげなく援助する

 

このブログを読んで頂いた方へ、「ありがとうございます」

少しでも認知機能が衰えた方も含め共に考え、認知能力が衰えても、安心し笑顔で暮らし続けられるように援助していきたいものです。

今後もミニ座学を時折掲載していきたいと思います。

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